昨年末から導入された簿記のネット試験を受験しました!
ペーパー試験はイメージしやすいけど、ネット試験てどんな感じかわからないので不安ですよね。
そこで実際に受験してわかった試験の流れや感想を解説したいと思います。

ネット試験の方が簡単だったので、ネット試験がオススメです☆
ネット試験の流れ
受付
会場には5~30分前に来るようにとメールがきていたので、10時の申込で9時30分に会場へ。
受付で検温・消毒と本人確認がすんだら、筆記用具と計算用紙2枚と受験ログイン情報の紙をもらいました。
受験した会場では、筆記用具はロケット鉛筆みたいな鉛筆でした。
受験前にネットで調べていたら、「ボールペンだった」「細いマジックだった」などあったので、会場によって違うみたいですね。
荷物はロッカーに入れるように指示がありました。
他の人の体験談で足下に置いておいたという人もいたのでこれも会場によって違うみたいです。
受験する部屋に案内されて、あとは自分でログインして始めるようにと言われたので、10時にならなくても9時40分くらいから試験をはじめることができました。
他ブログでは「係員を呼ぶボタンがある」という記事も見ましたが、今回SAVOが受験した会場にはボタンはなかったです。
受験
受付でもらったログイン情報の用紙をもとにログインして問題を解いていきます。
モニターとキーボードがあって、隣の席とは仕切りがありました。
計算用紙と電卓を置いても、結構スペースがあって回答の入力もやりやすかったです。
この辺は会場によって差がありそうですね。
受験して気付いたことがあります。

音が気になる人は気が散るかも!!
紙の試験と違って受験の開始も終了も人によってバラバラなので、問題を解いている際に人が入ってくるし、終わった人が出て行きます。
係の人の説明の声が聞こえたり、電卓だけでなくキーボードを叩く音など、いろいろな音が聞こえる可能性があります。
耳栓を貸してもらえる所もあるみたいですが、受験会場ではそうした配慮はなかったです。
個人差はありますが、音が気になりすぎる人にはちょっとしんどいかもしれないですね。
そういう点では紙の統一試験の方が静かに受けられそうな気がしました。
試験終了後
解答が終わるか試験時間が終了したら、試験結果がすぐにわかります。
合格していたらスコアレポートを印刷して、それを受け取って試験は終了!!
のはずがまさかのトラブル発生!
パソコンとプリンターがうまく接続できていなかったのか、スコアレポートが印刷できないという。。。
それでぶち切れてうるさい人がいるし、印刷できる人とできない人がいたりしてちょっとしたカオスに。
せっかく合格したのになんか後味悪く、もやっとした感じで帰りました。
計算用紙は筆記用具と一緒に回収されます。

結局もらえませんでした(泣)
4日後くらいに、一応CBTのサポートセンターにスコアレポートを発行できないのか問い合わせてみましたが、「データは当日のみとなっているので無理です」との返答でした。
合格証はCBTのマイページにログインして印刷することができました。
受験の流れはざっとこんな感じでした。
受験して感じたことをまとめると以下の通りです。
- 申込した受験時間より早く受験開始できる
- 筆記用具は会場によって違う
- 人によっては音がうるさくて気が散るかも
- パソコンやプリンターなど機材のトラブルが起きることもある
- 基礎的な問題をしっかり解けるようにする
ネット試験対策
試験問題
試験問題については、難問はなく比較的簡単だったと思います。
簡単というか標準的な問題だったように感じました。
テキストできちんと基礎的なことを理解しておけばできる問題という感じでした。
試験対策
テキスト
テキストはTAC出版の「スッキリわかるシリーズ」を使用しました。
試験範囲は変わることもあります。


Youbute
テキストはわかりやすく書いてあるんですが、正直テキストだけでは全然わかるようになりませんでした。
テキストでの勉強にプラスして、YouTubeを活用した勉強がオススメです!
オススメは「ふくしままさゆき」さんのチャンネルです。
https://www.youtube.com/channel/UCGDec349YIziUytZzc3d7Yg/videos
時間が長い動画もあるけど、すごく詳しく解説されているので勉強になります。
予想問題
「スッキリわかるシリーズ」のテキスト購入特典で、ネット試験を体験できるアプリがパソコンにダウンロードできたのでそれもやってみるのがいいと思います。
それでネット試験の雰囲気が体験できますよ。
また、商工会議所のサイトで予想問題が紹介されていたので、やってみるのがオススメです。
それでなんとなくの難易度がつかめるかと思います。
[blogcard url=https://www.kentei.ne.jp/32233]
過去問
第157回簿記2級を受験する際に購入していた過去問を使用しました。

この過去問は、第1問や第4問・第5問の工業簿記は練習問題としてやるのがいいと思います。
ただ、第2問・第3問の難問はあまりやっても意味がないと感じました。
意味がないというか時間がもったいないという感じですね。
難問を解けるようになるよりも、基礎的な問題がしっかりできる方が重要だと思います。
この過去問題集の解説で難易度がCとなっている問題はやらずに、難易度Aの問題を解く練習をしました。
ネット試験を受験した感想のまとめ
受験した感想をもういちどまとめておきます。
- 申込した受験時間より早く受験開始できる
- 筆記用具は会場によって違う
- 人によっては音がうるさくて気が散るかも
- パソコンやプリンターなど機材のトラブルが起きることもある
- 基礎的な問題をしっかり解けるようにする
第157回の簿記2級を受けたこともあり、正直問題の難易度の差に驚きました。
自分の実力不足を棚に上げて、不満を言うつもりは全くありませんが。
30分短くなったとはいえ、同じ受験料(ネット試験は+550円ですが)でこの問題の差はどうなんでしょうか。
ちょっと複雑な気分でした。
6月の簿記2級の統一試験(紙の試験)はネット試験と同じ90分になるので難易度は同じくらいになるんですかね。

今後簿記2級受験予定の方はファイトです!!
それにしても第157回の簿記2級で合格できてたら、めっちゃかっこよかったやんと思うSAVOでした。
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